アルミホイール寿命に関しては、平均すると10〜20年程度とされています。ただし、使用状況やメンテナンス方法、事故のなどによる衝撃や塩害などの様々な外的要因がホイールの劣化を早めてしまうこともあります。
ホイールを長持ちさせるためには、こまめなメンテナンスを実施しましょう。定期的な掃除は汚れを落とすだけではなく、状態のチェックにもなります。アルミホイールにコーティングを施せば、泥汚れや飛び石などによる傷をある程度軽減できるのでおすすめです。
悪路を走行したり縁石と接触したりすることは、ホイール表面に傷や歪みを招き、寿命を縮める大きな要因となります。
アルミホイールに深い傷がついてしまったときは、交換のタイミングです。特に縁石に乗り上げてしまったり、ホイールをガリガリと擦ってしまったりしたときは要注意です。
車のタイヤは自転車のタイヤとは違ってチューブがなく、タイヤとホイールがくっついた状態になっています。想定よりも傷が深い場合は、少しずつタイヤからエアが漏れていきパンクにつながり、命に危険が及ぶ可能性もあります。
ホイールやタイヤに傷が付いたら放置しないで、早めにガソリンスタンドや修理工場などで点検してもらいましょう。
アルミホイールは、衝撃などによって変形することもあります。アルミホイールが変形した場合も、交換のタイミングといえます。
タイヤのバランスをとる際に、重りが異常に多く必要になったり、バランスが取りにくかったりする場合は、ホイールが変形している可能性があります。
走行中に普段と違う振動が起きたりノイズを関したりする際にも、変形している可能性があります。特に高速での運転時には、ホイールが変形しているとこれらの症状が起きることが多いので、異変を感じたらすぐに点検してもらいましょう。